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■印鑑の偽造手口の変遷
はんこが一般庶民に使われ出した江戸時代から明治、大正時代までは、偽造のほとんどが本物の印鑑に似せて手彫りで偽造印鑑を作っていた。ニセの印鑑を専門に作る悪徳はんこ屋がいた。
昭和に入ると、印影を絵の具や朱墨、朱油で描写するものが出現している。さらに、戦後、謄写版等の孔版法を用いたものも登場している。また、本物の印影を媒体紙等を使って転写するものも出現している。印刷用の凸版を作る技術を使い亜鉛版や樹脂版に本物の印鑑を原寸大で写真製版用凸版を複製し、この凸版に朱肉を付けて押して偽造する専門技術を駆使するものが出現している。なお、樹脂製凸版を使用する技術は、現在ゴム印に応用されている。
現在、印鑑の偽造は、印影(印鑑を押した朱肉の跡)をスキャンし、印鑑を押すべき書類の所定の位置にプリンタで印影を印刷するものが主流ですので、印鑑が、手彫りか機械彫りかは関係有りません。また、スキャンした印影を元に、印鑑を偽造することも容易に出来ます。
印鑑の偽造を防ぐ方法は、印鑑の保管と不要に印影を残さないことにつきます。

 


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